カードキャッシングでの融資やローンに関しては、グレーゾーン金利などが注目されています。特に２０１０年６月に貸金業に関する法律が改正された関係もあり、比較的規模の小さい消費者金融は新規の融資を中止したところも多いようです。

金融業を取りまく環境が難しくなったことから、撤退を始めた会社もあります。逆に体力のある、いわゆる大手の消費者金融は、融資の中でも自社カードを利用したローンを中心に拡大している傾向があります。

大手の銀行は個人を対象とした融資に力点を置いているようです。消費者金融会社の中でも、銀行系は自社のカードキャッシングなどを中心にして融資を手広く行っています。各社はこの業界で生き残っていくため、様々な戦略を行っています。

年利５％〜14％という低金利で融資を行っているのは、みずほ銀行カードローンです。融資限度額は５００万円といった条件でカード融資を行っており、業界でもかなり人気が高いと言われています。

三菱東京ＵＦＪ銀行のカード融資は、銀行本体のカードローンと、ネット上のじぶん銀行とで条件が別れています。じぶん銀行のカードローンは金利が低いところに人気があり、また、口座がある人ならその日じゅうの融資も受けられます。三菱東京ＵＦＪ本体のカードローンは、申込みもしやすくなり評判も上々のようです。

将来的に、カードローン融資の利率はより低くなることが見込めますので、期待したいところです。